2014年09月10日

◆新型iPhoneよりもU2

++++++++++
Facebookページつくりました!みなさまのいいね!をお待ちしております!
https://www.facebook.com/sidebysideokinawa
++++++++++
新型iPhoneよりもU2
freedesignfile.com

アップルの新製品お披露目会でした。
ここ数年は、コアなファンの好きなイベントというよりも、季節もののお祭りみたいな感じですね。
まあ、そういうお祭り騒ぎも嫌いではないのですが。
そのあとの新製品発売日にアップルストアに並ぶのもどっちかというとコアなAppleファンというよりも、
サッカー日本代表が勝ったときに大騒ぎ(から騒ぎ?)するようなもんかなー、と思います。
わたしのイメージするAppleファンっていうと、WindowsとMacがOSのシェアを競り合ってたときのアップル好きの人で、
ほんとPCに詳しくて、とにかくAppleを愛している!というよりも、Windowsのいいとことかも分かっていたうえで、
「やっぱりAppleが好き!」という人たちなかんじ。
ごくごく冷静にAppleの悪いところも認識していた人たちだったような気がします。
ちなみに文系大学出のわたしは、完全にWindows派でした。
理系のPCは主にMacを利用していたような記憶が。

■新型iPhoneや腕時計なんか知ったこっちゃない、U2が!!
話し戻して、Appleのお披露目会。
iPhone6、iPhone6Plus、AppleWatch、とiOS8などたくさん、目玉はありましたが、
それよりも何よりびっくりしたのは「U2の新作がお披露目会から全世界5億人に無料配信」ってことでした。
どっちかというとアップルがユーザー向けに、おまけのプレゼント的な、要素であったのかもしれません。
今日のIT関連のサイトのお披露目会のニュースを見ていて、大体最後のほうにちょっと書いている程度でした。

■この10年で音楽を取り巻く環境が変わった
音楽の聞き方が、iPodの登場からこの13年(2001年登場)、iTunesStore(2004年登場)から10年、ものすごく急激に変わってきました。

iPodの登場以前からmp3など圧縮された音楽ファイルでのやりとりはありましたが、それを使って音楽を聴くのは一部のコンピュータに詳しい人たちだけだったと思います。
それ以外のほとんどの人は、基本的にはCDまたは、MDでダビングして聞いていたと思います。
MDなんて懐かしいですね。おうちの片隅にMDが残っている人は恐らくアラサー以上(笑)。
わたしは高校・大学までは、けっこうカセットも使っていました。カセットはカセットで、あのアナログの使い勝手は、CDにない便利さもあったんですよ。
テレコ(カセットテープレコーダー)とか、楽器の練習や、卒論のインタビューとかで、けっこう使い勝手がよかったものです。あ、また話がそれた。

2001年にiPodが提供した新しい音楽を聞くスタイルの後、次は2004年のiTunesの登場で、音楽の売り方まで変えてしまいました。

■U2の新作アルバム「Songs of Innocence」の無料配信
そんでU2の新作アルバム「Songs of Innocence」の無料配信。

https://itunes.apple.com/jp/album/songs-of-innocence/id915794155
商業音楽のあり方を根本から問いかけるような衝撃なんじゃないかと思います。アルバム売る気あんのか?と。
ちゃっかりわたしもダウンロードしました。
移動中のバスに揺られながら、U2の新作アルバムDL完了。しかも正規の無料。なんか不思議な感じです。このブログも新作を聞きながらかいてます。
U2といえば、もう世界を代表するバンドですよ。わたしも大好きなバンドのひとつです。
キャリアもすごいですが、キャリアに頼らなくても、新作でそれ相応の売り上げがみこめるバンドのひとつだと思います。
U2ほどのバンドであれば、無料配信(※いちおう期間限定)という売り方(?)をしても生活に困るわけではないのでしょうが、
世界に君臨するバンドがこんな売り方をするインパクトたるや。。

ロックやポピュラーミュージックといわれる分野ってのはは、これまで楽曲を、ざっくり言うと
レコード → CD → 音楽データ という媒体で売ってきました。それが基本的には音楽家の糧の大部分となっていました。
これからはメインが楽曲の販売ではなくて、違うものになっていくのかな、という風に考えています。
ライブ収入、グッズ販売、楽曲提供、それはまあこれまでも当たり前のようにありましたが。
最近、特徴的なものは、まったく違う副業的なもの。
ここ数年、知名度を生かしていろいろな業種に取り組むアーティストが増えているように思えます。
沖縄県を代表するバンドのドラマーが釣具メーカーを立ち上げたりしてますが、すごい斬新だなー!、と思います。
GReeeeNのメンバーなんか全員歯医者さんなんでしょう。副業であんなにも大成功してしまってうらやましい!

ということで、Appleのお披露目会なのに、いろいろな音楽のあり方とかいろいろ考える日なのでした。
「昔に比べて、音楽の質が悪くなった」、「ロックは死んだ」とか、ずーっとむかしっから今でも言われていますが、あいかわらず年寄りたちがしょうもないこと言ってるなー、と。
そういう声が、新しい音楽を鍛えているということもあると思いますが。
「音楽は常に変わっていく」という事は、変わっていないんだよな。とも思うのです。
音楽の作り手のあり方も、音楽だけやってればいい、というわけではなく、常に変わって行くものなのかもしれません。




ところで最近、皆さんCD買いましたか?
わたしはCDを買いはするものの、以前ほどの頻度で買うことはなくなりました。
CDが当たり前の頃は、新しい音楽、自分の知らない音楽を聴くには基本的にはCDを買うしかありませんでした。
いまでは、YouTubeとかでどこでも気軽に自分の知らない音楽が聞けたりしてしまうので、いい音楽に出会えてもCDを買おう!ってとこまで行き着かないんですよね。

※とはいえ、最近CDが買いやすくなっている!
でもやっぱり、CDを買うときにビニールの包みをはがして、ジャケットを開く瞬間のワクワク感は、替えがたいものがあります。輸入盤の独特のかおりとか。
なので、購入するというのはやっぱりiTunesStoreでダウンロードよりも、いまだにCDのほうがおおいですね。それはもう、身にしみた習慣のようなものかもしれないですね。
ちなみに、CDって、いますごく安く買えるんですよ。昔の名盤と呼ばれるものが、まとめて売られたりしています。メーカーがやけになっているのでしょうか。。
こんな安い!6枚セットで2286円って。。


データとしてダウンロードするのはCDよりも少し安いのですが、新作とかでなければ、AmazonでCDをチェックしたときに、定価の下にデータ版よりも安い中古CDの値段が出てくるので、ついそっちに行ってしまいます。
データはどうしても、軽い形式に圧縮されているので、音質も考えるとやっぱりCDを買ってまずはCDプレイヤーのトレイにいれて、再生するのが好きです。
といったものの、普段、気軽に音楽を聞くってときは、もうPCやiPodなどに取り込んだmp3とかの圧縮されたデータで聞くのが当たり前になってきていますが。。

同じことが、本とか電子書籍でもいえます。
Amazonで、通常の本と、電子書籍版と、中古の本、それが並んで表示されるのですが、たいてい古本が安いです。
古本屋さんで本を買いあさってきた私にとっては、そっちを買うのが自然な流れなのでまだ、電子書籍を好んで買うというとこまではしないですね。

あと以外にも、レコードが復活しているという話も聞きますよ。
http://jaykogami.com/2014/05/7343.html

今日も長くなりました!ではまた!




Posted by SideBySide at 20:00│Comments(0)音楽Side By Side
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。