2015年01月20日

◆街中のWiFiをもっと安全に使いたい!〜VPNのススメ〜

こんにちは!
先日は、自宅やオフィスでの無線LANについて、セキュリティを見直してみましょう、という話題でしたが、
今日は、街中を飛び交っている公衆無線LAN、フリーのWiFiスポットをより安全に利用するVPNを紹介していきます。
難しいお話は、あえて触れていません。この手の話題は、下手に話し始めると終わりがないので。。
要はファイティングポーズをとっていこうよ、というような話です。

■外出先でも無線LANが便利なものの、、
ノマド(※1)なるものが登場して、ドヤリング(※2)なる言葉もありますが、外出先でフリーWiFiを重宝することも多いと思います。
ここで考えてほしいのが、利用している無料のWiFiが本当に安全して利用できるものかどうか?ということです。

フリーのアクセスポイントに繋がっている他人が、もしかしてあなたの通信を覗き見しているという可能性もあります。
また、何気なくアクセスしているフリーWiFiが悪意を持った人の偽装したアクセスポイントで、その時に利用したネットワークのログなどを傍受される危険性があるということです。
便利なものこそ、そのとっつきやすさから悪い人のターゲットになりやすいということを認識しておきましょう。
狙ってるぞ。



※1 ノマド :オフィスのない仕事のスタイル。ノートPCを利用して外出先のホテルとかで仕事したりするやつです。
        http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%CE%A5%DE%A5%C9
 
※2 ドヤリング:スターバックスなどのオープンな雰囲気のカフェで、ドヤ顔でMacBookを広げていじっていること(笑)
         実は私も入院したときは、病院の談話室でiPadでテザリングのドヤリングでした。
        http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C9%A5%E4%A5%EA%A5%F3%A5%B0

■乗っかっている無線LAN、本当に大丈夫?
ホテルなどで宿泊者向けにWiFiの暗号キー(パスワード)を渡されたり部屋の案内に記載をみかけたたりすると思いますが、その場合はまったくのフリーではなく、"いちおう"暗号化されているということになります。
ここで、"いちおう"と表現したのは理由があります。暗号キーといっても、たとえばホテルで渡される暗号キーなどはそんなに頻繁に、変更されたりすることもありません。
必ずしも宿泊者や利用者だけが知っている、というわけではありません。
何度か利用した事があるホテルで、到着してすぐにWiFiが繋がると、「あ、暗号キーって変えないんだな」と思ってしまいます。
暗号キーを持っている人であれば、おなじアクセスポイントに繋がっている通信の傍受できる可能性はあるのです。
不特定多数が利用するホテルとかであれば、そのあたりは、定期的に更新かけていただけると「セキュリティに気を遣っているんだなー」とより安心できますけどね。

こんな記事も。
■ホテルのWi-Fiを使ったら情報が盗まれていた――「ダークホテル」の驚愕手口
- ITmedia ニュース  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1412/12/news054.html
街中のWiFiをもっと安全に使いたい!〜VPNのススメ〜

ということで、やはり不特定多数の人が使うということを考えると、外出先での無線LANについては暗号化されているかどうかにかかわらず、注意が必要になります。


■安全に利用するにはどうしたらいいの! ~VPNのススメ~
じゃあ、どうしたらいいの!という皆さん、大丈夫。
今日は記事を読んでくださった皆さんにだけ、特別に教えてあげましょう。
対策は簡単です!


・十分に信用できないWiFiスポットではアクセスしない。

一番かんたんで、確実です。
・・・・・実際、これにつきます。

しかし、、、
皆さんがほしい答えとしては、そういうことではないですよね。

SideBySideでは、”VPN(バーチャル プライベート ネットワーク)”を利用することをお勧めします。
あー、またややこしい単語が出た、、、と思わないで!もう少しお付き合いを。

VPNとは、かんたんに言うと、「インターネット上のネットワークの世界に、仮想的(バーチャル)なトンネルを作って、通信を暗号化する技術」です。
VPNを提供する会社のサーバーを介することによって、スマホやPCのネットワーク通信の全体を暗号化します。
どちらかというとこれまでVPNは、ビジネスマンが出張先のホテルなどで会社のネットワークにアクセスするためのサービスとして広まっておりましたが、一般向けのサービス(アプリ)もあります。
VPNを使うことで、スマートフォンやPCの通信をまるごと暗号化するので、より安全利用することができるのです。

私は、日本ではソースネクストというところからでている「Hotspot Shield」というサービスを利用しています。
http://www.sourcenext.com/product/pc/sec/pc_sec_000898/


無料でお試しができるようですが、わたしは1年間有効のアカウントを購入(3000円ほど)して利用しています。
1アカウントにつき、5台まで利用可能です。
5台もあれば、1アカウントで家族分はカバーできそうです。
使ってみた感じですが、やはり多少速度は落ちる感じがします。また、あるサイトによってはうまく繋がらなくなるケースもありました。
相性が悪いのもありそうです。
1カウント約3000円なので、5台に導入したら1台あたり1年間で600円。それでより安全が得られればそれほど高くはないと思います。
わたしは、スマートフォン、iPad mini、ノートPC、あと奥さんのスマートフォン、合計4台分利用しています。

わたしは、外出先では無線LAN、LTE、3G回線にかかわらず、ネットショッピングなどのクレジットカードの取引、あとネット銀行へのアクセスする際は、必ずVPNを通して接続しています。よりセキュアにということで。

■セキュリティに完璧はない。だからこそ一歩踏み込んでみる。
最後に、
わたしは自分自身のIT環境が完璧に安全だとは思っていません。
日進月歩のITの世界ですが、悪い考えを持つ人はさらなる勢いで進んでいます。
前回の記事でも、少し話をしましたが、まず大事なのは一歩踏み出して、より高いセキュリティを自分の環境に作り出すことだと思います。自分から一歩踏み出して、なにかアクションをとってみましょう。
そうすることで、悪い人にも「あ、こいつはセキュリティの意識しているな。」と思わせることで、標的にされにくくなります。
悪い人の考え方としては、不特定多数の中から、どれにアクセスしようかと考えたときに、よりガードが低いほうを標的にしますよね?

ファイティングポーズ!
photo by: Kris Krug
だからこそ、セキュリティの意識を高めているぞ!というファイティングポーズを見せることも大事なのです。
何もやらないよりは、見掛け倒しでもやってみることが重要。やってみたら、案外少しずつ理解が深まっていくもの。
また、自分自身でセキュリティについて自衛を講じることで、皆さんの意識の中にセキュリティに対するアンテナが、伸びてくると思います。



さて、今日も長くなりました。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!
セキュリティを見直したいけど、難しいなという方は、どうぞお気軽にSide by Sideまでご相談ください。


さて、まったく関係ない話題ですが、おいしそうな動画があったので、シェアします。
日本の食文化を海外の方がまとめた動画です。また、海外の方が見る視点で日本の食文化を見るとなにか、普段気づかなかったような良さみたいなのを感じてしまいます。
あー、お腹すいた!!
https://www.youtube.com/watch?v=-b2LEa6aGS4



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ブログの感想や、皆さんの使い方のヒントも教えていただければと思います。

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Posted by SideBySide at 12:00│Comments(0)ITSide By Side
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